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書店の万引き被害と対策

書店の万引き被害は本当に大変なのです!

書店での万引きは非常に深刻で、どの書店でも万引き被害をどう食い止めるか?お店を経営される方、店長さん、スタッフの方々は常に頭を痛め、何とか万引きの数を少なくしようと工夫されています。
しかしそれでも書店での万引き被害は他の業界と比較し特に深刻です。

書店で販売している本は、利益率がとても低い商品です。
利益率に関しては2割と低く、もし1000円の本ならば利益はたった200円です。
1冊の本を万引きされただけでも、その金額を取り返すためには何冊もの本を売らなければならなくなります。

また本は古本屋に持ち込んで簡単に販売できるため、この点でも盗みやすくお金にしやすい商品という事になり、万引きの対象になりやすいといえます。
小さい書籍などはバッグにすっと入れやすく、盗みやすいという事もありますし、お店によっては人が多く死角を狙って盗みやすいという事もあるでしょう。

書店での万引き、どのような手口で行われるのか

書店での万引きはお店の経営に大きな打撃となっています。
本は換金性もよく盗みやすい、読んでもいいし売ってもいいという事で、万引きの対象になりやすいという特性を持っています。

どのように万引きするのかというと、文庫本などの場合、大きめのポケットなら入ってしまうので、ポケットに入れるとかバッグに入れるなどの、他の商品同様の手口で万引きする犯人も多いです。
しかし最近は非常に巧妙な手口を使って、グループで万引きを行う事も多くなっているので困りものです。

2人から3人程度のグループで一人は店員などがいない場所、死角となる場所、出口などを確認し、店員が少なくなる時間帯を調査してから万引きします。
色々な調査を行い、万引きしやすい時間帯を狙って、万引きする人間を残りのメンバーが囲むようにして万引きしている姿を見せないように複数冊の本を万引きします。

組織的な犯行でまさしくこれは窃盗犯です。
コミックなどの本を複数冊万引きする、また医療書籍などの単価が高い本を万引きするなどのプロ窃盗犯もいて、書店は本当にこうした被害に困り果てているのです。
ベストセラー本などは古本のお店に行くとかなりいい値段で売れるので、よく狙われてしまう書籍の一つです。

書店だって黙っていない!!万引き犯への対策

以前ある有名な全国区のお店で万引きをおかした人が写った監視カメラの映像をモザイク付きで公開し、商品を変換しないのならモザイクをとり、ネットで一般公開すると伝えたのです。
これは大きな反響を呼び、また問題を投げかけました。
犯人画像の公開についてプライバシー保護という観点で問題視され、結局公開されなかったのですが、ここまでするくらい、毎年多大な万引き被害にあっているのですから、お店側としてはこうせざるを得ないところまで来ているという事なのです。

但し法律の壁があり、例えばこうした犯人に対してアクションを起こすことに対しても、万引きというのは現行犯逮捕でなければ捕まえる事が出来ないという法律があるため、犯人の顔を公開するという犯人へのアクションを行っても、相手は捕まえることはできないでしょ?と居直る可能性もあるのです。

しかし、その顔が周囲に知れることでその方の社会的立場は一気に低くなるのですから、この先こうしたことを行うお店も多くなってくる可能性があります。
監視カメラを設置し、死角を作らないようにお店の内装を変更し、出口もすぐに逃げられないような工夫をする、万引きに対応できるスタッフを置くなど、様々な苦労を重ねても、書店によってはチェーン店など総合すると年間3億円以上という額の万引き被害があるという所もあるのです。
対策の中で強硬すぎるという手段が出てきても、仕方がないと感じる人が多いのではないでしょうか。