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「老老詐欺」の実態

老老詐欺被害は年々多くなっているという事をまず理解して

老老詐欺難でよく聞くけど、うちには関係ないことと、情報などを得ていない方も少なくありませんが、老老詐欺被害は地域などに関係なく、田舎でも都市部でも多発しています。
自分もその被害者になるかもしれないとしっかり認識し、老老詐欺とはどのような手口なのか、理解しておくことも大切です。

おれおれ詐欺などの手口、その注意喚起については自治体などでも強化されていて、銀行、自治体、また地域の方々がその防止のために対策を練っています。
しかし老老詐欺についても対策を考えなくてはなりません。

どのような手口なのか、どのようにだまされたのか、被害にあった方々のお話を聞くことも重要ですし、どのように予防すればいいのかを知っておくことで被害を未然に防ぐことができます。

老老詐欺の手口はいろいろ、高齢者の心理をついた巧みな詐欺です

一人暮らしをされている方が特に狙われやすいのですが、訪問販売のスタッフとして近寄ってきます。
スタッフの方が高額な商品を玄関先で広げ、それを高齢者が触ると、「商品がよごれたじゃないか、弁償してくれないと困る、出るところに出る」と半ば脅されたような状態になり、高齢者がびくびくしているとそこに販売スタッフの上司なるものが登場し、今度は低調に謝ります。

部下が失礼な事をしまして・・と謝罪し、お詫びとして布団の無料点検などをしますとでたらめな布団の点検など行います。
雑談の中で痛いところなどはないですか?など聞いてきて、腰が痛いなどいえば、このお布団を利用されている高齢者の方々は腰痛などの悩みを解消されている、今回安くお分けするので買ってみてはどうか?と100万円の商品を30万円で・・・など巧みな会話で思わず買ってしまった、という被害が報告されています。

部下と上司というタッグを組んだ詐欺で、上司に同じシニア層を利用する事で会輪の中で共感させ、商品を売りつけるという手段です。

婚活系の老老詐欺もある

妻に先立たれ寂しい生活をしている高齢者が、シニア系の婚活サイトなどで知り合った女性に騙されたという被害もあります。
相続目当てかもしれないなど、シニア層の婚活は慎重になるものですが、相続など全く関係ないという献身的な姿を見せて、寂しい心をつつきます。
交際を開始しある程度の期間が過ぎて情がしっかり移ったところで、親類が倒れてまとまった費用が必要・・など困り果てた様子を見せ、大きな金額を手にし、いざ一緒に暮らすとなり娘さんがおかしいといろいろ調べてみると、預金がかなり少なくなっている状態で散在していて請求書が多数きているという状態だった・・・という事もあります。

実際にこの女性に娘さんが連絡を取ってみると最初こそ対応したものの、後に連絡がつかなくなり、偽名、住所も偽りと判明、気が付いたときには500万円以上のお金を渡した後だった・・・などの報告もあるのです。

おかしいと思わせない状況でお金をどんどん出させて、最終的に詐欺であるとわかった時には行方がすっかり判らない、こうしたどうにもならない被害が多発しています。
高齢者の心の隙を狙い、巧みな話術、行動で心を奪ってから逃げるという手口もありますので、お金を用立ててなどの話が来たら、どんなに信頼している人でも、必ずお子さんや近しい親戚の方などに相談してみるなど、一人で行動しないことが大切です。