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薬局で薬を狙った窃盗事件

薬も高く売れる

泥棒が狙う品物は現金の他に、高く売れるような宝石類や、まとめて売るとお金になる銅線などの金属類などがあります。
しかし意外にあまり知られていないですが、薬局などで売られている薬も転売すると高く売れます。
薬は全国どこででも必要としている人がいるので、薬の需要は途絶えることなく、特に入手の難しい向精神薬などは高く取引されます。

そのために薬局は泥棒に狙われやすく、そのような事件が度々起こります。
最近の例では、神戸市の薬局が狙われた事件があり、店内から現金15万円と睡眠薬や精神安定剤などが約2,500錠も盗まれました。
盗まれた薬はどのように使われたかは不明ですが、盗んだ薬は約2,500錠ということで一人で使う分の量の薬ではないことはわかります。
おそらく転売目的などで盗んだのではないでしょうか。

今回の事件では店のドアのシャッターをこじ開けて侵入しました。
店内の自動シャッターのスイッチをこじ開けて作動させ、薬のロッカーの鍵はドライバーでこじ開けたようです。
容易に犯人が店内に侵入できたことからも、この店の防犯に対する認識が甘かったということは、侵入を許した一つの原因でしょう。

防犯対策

街中には多くの薬局やドラッグストアがあり、そのようなお店の多くはドアに鍵をかけたりシャッターを下ろすなどの、簡易的な防犯対策のみしかしてないところが多いです。
ガラス窓がそのままになっているような場所も多く、泥棒に狙われればガラスはすぐに割られてしまいます。

薬局でもドラッグストアでも、店内にある薬を営業時間が終わると、厳重な場所に移動させて保管するというのは時間的に難しいことでしょう。
しかしながら狙われやすい睡眠薬や精神安定剤などだけでも、保管場所を決めて盗みにくいような場所に厳重に保管するだけでも、防犯性は高まります。

店内には防犯カメラを設置するのはもちろんのこと、センサーで人の出入りを感知する防犯システムも同時に設置しておくと良いでしょう。
このシステムは店を施錠した後に、店内に人が入るとセンサーが感知して、防犯会社がかけつけるシステムです。

今回の事件ではシャッターの起動スイッチのパネルがこじ開けられたので、パネルはこじ開けられないような頑丈なものに変えるべきです。
可能ならばパネルの鍵も防犯性の高いものに変えましょう。
シャッターをすれば、それ自体が犯人が侵入しにくくするようにはなりますが、起動スイッチ自体を作動させられては意味がありません。

もちろん防犯に取り組むなら、その店舗の店員の意識はとても重要であり、店を後にする場合は必ず施錠する、シャッターがあるなら必ず閉めて店を閉める、などというようなことをしなければなりません。