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STAP細胞は怪しいと海外から指摘が

世間を騒がせた”STAP細胞”

前回、STAP細胞についてご説明しましたが、もちろんこれだけの大発見ですから、世界中の科学者がこのSTAP細胞に注目しました。
日本が「ノーベル賞ではないか」と盛り上がる一方で、海外の科学者が「論文中の画像は偽装されたものではないのか」と指摘。
さらに、日本や海外の何人もの有志が論文自体に疑問を示し始めました。
「STAP細胞は怪しい」という論調がここで生まれたわけです。
前の記事にも書きましたが、STAP細胞というのは「とっても手順が簡単で、つくりやすい細胞だ」と言われていました。しかし、海外で何度それをやっても実現できない。
「本当にSTAP細胞は存在するのか」という疑念が生まれました。

そんなさなか、共同研究者であった教授が「研究結果を信用することができない」と発言。
さらには、STAP細胞を発表した研究所も「もう一度検証する」と発表。
STAP細胞の屋台骨は、大きく揺らぐことになります。
参考サイト:ニコニコ大百科 STAP細胞

どんどん出てくる不正行為

世界的な発見が一転して暗転したことを受け、日本でも有志たちがさらに論文を追求。
そのさなか、STAP細胞があるという根拠として発表されていたマウスについて第三機関が調べたところ、このマウスはES細胞の遺伝子を持っていることがわかったため、STAP細胞を持っているマウスではないことも判明。
つまり、ここで「STAP細胞はない可能性が高い」とされていたわけです。

しかし、STAP細胞の発見者となった女性は「STAP細胞はある」と反論。
さらには「STAP細胞の作成に200回ほど成功している」とも述べ、再び騒動へ。
そのあと、なんどやってもSTAP細胞をつくることはできず、彼女自身も再現実験を行いましたがSTAP細胞はでてこず、結果的にこのSTAP細胞は「存在しない」ということになったわけです。

なぜこのようなことが起きたのか

STAP細胞がないことは比較的早くに指摘されていたことです。
しかし、このSTAP細胞の存在がどうして出てきたのか、故意だったのか間違いだったのかはまだ解っていません。
何度もノーベル賞を受賞するなど、日本の化学は世界でも非常に信頼性の高いものでしたが、STAP細胞はその名声を地に落としたのではないか?との指摘もありました(後日、また別の日本の研究者がノーベル賞を受賞しています)。
結局STAP細胞とはなんだったのか、どういうものだったのか。
「STAP細胞はない」ということは明らかになっても、肝心のところはわからないままです。
女性研究者も姿を見せることなく時間が過ぎていき「あれはなんだったのだろう」と多くの人が疑問を持っている事件でもあります。